主要設備 【 溶接その他設備 】

Main equipment

ファイバーレーザ溶接システム FLW-4000

設備名:

ファイバーレーザ溶接ロボット

メーカー:

アマダ FLW-4000

特長:

・出力 4000w
・加工板厚(貫通溶接)鉄1mm~6mm、ステンレス1mm~6mm、アルミニウム1mm~2mm
・ファイバーレーザーロボット溶接のメリット
 ・アーク溶接やガス溶接と比較して、エネルギー密度が高く、母材を瞬時に溶融できるため、溶け込みが縦方向に深くなり、熱影響が少ない強固な溶接が可能です。
・熱影響が少ないので、溶接歪みや溶接焼けも少なく、他の溶接方法より作業時間の短縮が可能です。
・他の溶接方法より溶け込みが縦方向に深いため、開先加工無しでも、強固な溶接を行える為、開先加工の時間やの手間の削減が可能です。
・ロボットで溶接を行う為、ロット品であると段取り工数削減と安定した高品質を実現できます。

・ファイバーレーザーロボット溶接のデメリット
 ・ファイバーレーザー溶接では、アーク溶接やガス溶接など他の溶接方法と比較して、溶接個所の密着精度や溶接面の管理に注意が必要です。一般的に密着精度は、板厚の1/10程度の隙間内に抑える必要があります。許容範囲以上の隙間がある場合溶接部に欠陥が生じます。また溶接部にギャップがあるとレーザー光の焦点がずれ溶接部に欠陥が生じます。

これらのデメリットに対しては、高精度な溶接ジグを使用する事で、対応が可能です。
弊社では、高精度なジグの制作に必要な加工機械を備えているため、一週間程度で制作が可能です。