コラム

COLUMN

社長を譲ることが、会社の成長につながる

2026年10月、当社のDX推進事業を分社化し、株式会社MonoProを設立しました。私は社長ではなく、会長に就任しました。

この決断の原点は4年前にあります。

当時、社員に10年後のビジョンを尋ねた際、ある社員が「取締役部長になりたい」と答えました。社内でも特に向上心の強い彼の目標に、正直、物足りなさを感じました。しかし、すぐに気づきました。当時の組織では取締役部長が私の次の最高位。彼の志が小さいのではなく、私自身が彼の可能性に蓋をしていたのです。

その彼こそが、今回MonoProの社長に就任した人物です。

当時からDXの取り組みには事業化の可能性を感じていました。実際に事業化すると早期に成果が生まれ、彼には将来の法人化と社長就任を任せたいと伝えました。それ以降、彼の成長速度が明らかに上がったと実感しています。

現在、当社は金属加工、プロダクト、DX推進へと事業を多角化しています。今後は各事業に経営者を生み出し、私はグループ経営に軸足を移すべきだと考えています。

社員に経営者意識を求めるのは難しく、烏滸がましいのかもしれません。それなら、実際に経営者になってもらう方が再現性は高いのではないか。

新事業とともに、新たな経営者が育つ。そんな挑戦が次々と生まれる組織をつくっていきたいと思います。

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