コラム

COLUMN

4.「女性も輝く工場」—“脱6K”が変えた金属加工の未来

金属加工事業で女性比率40%超の理由

クレスコでは、「誰もが働きやすい職場づくり」を目的に、日々の業務改善と環境整備を進めています。その中心にあるのが、私たちが掲げるビジョン——「脱6K職場」です。

「きつい・汚い・危険」という“無くすべき3K”と、「気合・根性・勘」という“アップデートすべき3K”の両面から、働く環境と文化の変革に取り組んでいます。

意図的に女性を増やしたわけではありません。

しかし、性別に関係なく誰もが安心して働ける環境を追求した結果、これまで「製造業には不向き」と言われてきた女性の活躍が自然と広がり、現在では女性比率40%を超える職場となりました。

無くすべき3K(きつい・汚い・危険)

【きつい】

・自動化設備の導入で高負荷業務を軽減

・有給取得率90%超、1時間単位での取得が可能

・9通りの勤務パターンによる柔軟な働き方

・工場全面空調で季節を問わず快適な環境

・軽量で動きやすいオリジナルユニフォームを導入

【汚い】

・徹底した5S活動により社員自身が清潔な現場を維持

・清掃ロボットの導入で効率的なクリーン環境を実現

【危険】

・安全衛生委員会による毎月のパトロールと是正活動

・センサー内蔵の最新設備へ更新し、安全性を最大化

Updateすべき3K(気合・根性・勘)

【気合】

・全社員へ「10年後・1年後の自分」をヒアリングし、キャリアイメージを共有

・理念やビジョンに共感する人財を採用する“共感型採用”を推進

【根性】

・DX活用により事務作業を削減(残業時間:月33時間→3時間へ)

・掃除や草刈りなどの雑務をロボットへ移管し、本来業務へ集中

【勘】

・技能伝承を体系化し、多能工育成を推進

・スキルに応じた昇給制度で成長意欲を後押し

「誰もが誇れる製造業」へ

“女性が働ける職場”を目指したわけではなく、“誰もが働きたいと思える職場”を目指した結果が、いまのクレスコの姿です。性別や年齢にとらわれず、一人ひとりが輝ける現場こそが、これからの日本の製造業のあるべき姿だと考えています。

クレスコはこれからも、「脱6K職場」から「誇れる製造業」へ。

そんな未来を目指して挑戦を続けていきます。

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